全国47都道府県に吉本芸人が1組ずつ住み、地域活性化のために活動する「あなたの街に住みますプロジェクト」で各県に居住することになった“地元に住みます芸人”たちの引っ越しセレモニーが13日、大阪市内で行われた。

間寛平のエールを受けて各地に向かう“地元に住みます”芸人たち 拡大画像を見る

同セレモニーは東京、大阪の2か所で同時開催。"地元に住みます芸人"たちが両会場に集合してそれぞれの意気込みを語り、引っ越し荷物を積んだトラックを見送った。

大阪の会場に出席したのは、近畿と四国に移住するファミリーレストラン、モストデンジャラストリオ、GAG少年楽団ら10組。滋賀県担当のファミリーレストランは、ハラダが「滋賀に"いらっしゃせ~"」とおなじみのギャグを披露。愛媛県に住むモストデンジャラストリオは、持ち前の極悪キャラでほかの芸人に襲いかかるなど大暴れした後、ウルフが「おい愛媛よ!俺らでよかったな! 完全に当たり引いたな!」と強気なメッセージを。大阪府担当のGAG少年楽団は、宮戸が「大阪はお笑いが根付いている街なので、それをさらに盛り上げていきたいと思います!」と抱負を語った。

また会場には応援芸人として間寛平が登場し、これから各地に向かう芸人たちにエールを。激励のメッセージを求められた寛平は、さっそく「アヘアヘウヒハ~」と自らのギャグをねじ込んでズッコケさせた。さらに、アースマラソンで日本各地を走った経験を踏まえたアドバイスを聞かれると「イランの人はやさしいよ~」と海外の話を持ち出す大ボケぶり。東京会場の応援芸人・木村祐一から「ちゃんと言うこと考えときなはれ! ベテランやねんから!」と突っ込まれ、笑いを誘っていた。

一方、東京会場では木村が「地元の人たちと密接な関係を築いてください。できれば、有力な方の娘さんと結婚していただいて(笑)」と芸人たちに“玉の輿婚”を推奨。同じく応援芸人の楽しんごは「各地でいい男を見つけて、僕に紹介して欲しいです!」とリクエストしていた。

なお、各都道府県に住む芸人の詳細は公式HPの「住みます芸人一覧」を参照。16日には芸人たちが各地の情報を発信するサイト「YNN(よしもとネタネットワーク)」がオープンし、USTREAMを活用した生配信などで独自の目線で切り取った地元ネタを伝える。