ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、5月15日より、"PlayStation Network"のパスワード変更を可能とする"PlayStation 3"システムソフトウェアのアップデートを全世界で開始した。今回のアップデートでシステムソフトウェアのバージョンはver.3.61となる。

個人情報保護のため、今後一部再開が予定されている"PlayStation Network"サービスを利用する際にはパスワードの変更手続が必要となるが、今回のアップデートによってパスワード変更のプロセスを追加。アップデート後に初めてPlayStation Networkにサインインする際にパスワードの変更が必要となる。

なお、本日より米国および欧州地域では、"PlayStation Network"/"Qriocity"のサービスが段階的に再開されているが、日本国内でのサービス再開時期は未定。現在、早期の再開に向けてさまざまな準備および関係機関との協議が進められているが、サービスが再開されるまで日本国内ではシステムソフトウェアをver.3.61にアップデートしても、パスワードを変更することはできない。

■日本国内における"PlayStation Network"/"Qriocity"サービス 一部再開までのプロセス

  1. "PlayStation 3" システムソフトウェアver.3.61 アップデート (本日)
    ※サービス開始時にパスワード変更をするための準備としてアップデートを実施
  2. 関係機関との協議など、サービス再開に向けた最終調整
  3. 日本国内で"PlayStation Network"/"Qriocity" サービスを一部再開
    ※利用の際はパスワードの変更が必要となる

なお、プレイステーション・ポータブル(PSP)のパスワード変更については、日本国内で段階的に"PlayStation Network"/"Qriocity"のサービスが再開された際にあらためて案内される。