節電と猛暑への対策が本格的に検討される中、楽天市場は、現在注目を集めている「涼感グッズ」について紹介している。
見直されている「和」のちから
例年では7月末頃から注目される「すだれ」「日よけ」「のれん」が、今年は3月中旬から需要が伸びているという。震災後の約1カ月間(3月14日~4月24日)の前年同期比は、「すだれ」(商品例:炭火たてすだれ) が4.5倍弱、「日よけ」(商品例:日よけスクリーン)が2.5倍弱、「のれん」(商品例:高級のれん)が1.2倍となっている。
「すだれ」は体感温度が2度下がるともいわれていて、「日よけ」は太陽光を遮断するだけではなく、紫外線も99%カットするとされる。また、「すだれ」や「のれん」は実質的な効果もさることながら、見た目の雰囲気も人気の秘密かもしれない。まさに、日本の伝統が改めて見直されているといえるのではないだろうか。
すでに定着!? 「次世代ステテコ」
節電ビズ関連にも注目商品は多い。世界初の温水シャワーで流すだけできれいになる「シャワークリーン」など「洗えるネクタイ」やビジネスの場でも着用を認める会社が出てきた「ポロシャツ」が注目されるが、やはり今年の最注目アイテムは「ステテコ」だろう。「見せるステテコ パッチワーク(全16色)」(3990円税込 送料別)は、その名前のとおり実にカラフル。これまでの「ステテコ」とはまったく異なる「次世代ステテコ」だ。速乾性の高い商品などもあり、今後も新商品からは目が離せない。
暑さを楽しむ? アイデアグッズいろいろ
そのほかにも「涼感グッズ」はいろいろとある。「ソーラーパワーファン(太陽充電扇風機)」(1979円税込 送料込)は、パソコンにつないだり、首から下げて使うことができる電池不要のエコ扇風機。「ユニット クイッククール(ファン付ハンドスプレー)」(1490円税込 送料別)は、風とミストのダブルクーラー。気化熱で急速に冷たさが感じられる。
冷たい泡状フォームを噴射し、それを手首や首筋にのせてクールダウンさせる「北極物語(冷却スプレーフォーム)」(819円税込 送料別)や、水に濡らしたタオルを0度まで冷やす「ケイタイエアコンWFT(ウエットフェイスタオル)」(1365円税込 送料別)といった便利グッズも登場している。
アイデアグッズの豊富さは、日本の強み。たいへんな状況が続くことに変わりはないかもしれないが、さまざまなグッズを楽しむ気分で明るく夏を乗り切りたいものだ。
※いずれも人気商品のため、在庫がない可能性もあります。