デルは13日、第2世代Intel Coreを搭載したエントリ向けデスクトップPC「Inspiron 620」「620s」の販売を開始した。幅188.2mmのミニタワー型筐体を採用しているのが「620」、幅110mmのスリムタワー筐体を採用しているのが「620s」となる。価格は、「620」「620s」とも、Intel Core i3-2100搭載で21.5インチフルHDディスプレイがセットになった「ベーシックモニタパッケージ」が69,980円。

Inspiron 620

Inspiron 620s

CPUは第2世代Intel Coreを採用。オリジナルソフト「Stage」で、音楽ファイルやムービーファイルにワンクリックでアクセスできる。筐体前面のカラーリングは、5色を選択可能だ。BTOで構成は変更でき、CPUはベーシックモニタパッケージではCore i3-2100(3.10GHz)、プレミアムモニタパッケージではCore i5-2300(2.80GHz)となる。

カラーリングは5色から選択可能。ブラック以外のカラーはプラス4,200円となる

それぞれの背面。「620」にグラフィックボードが装着されているが、標準構成ではCPU内蔵のグラフィックスを使用する

ベーシックモニタパッケージのその他の主な仕様は、グラフィックスがIntel HD Graphics 2000、メモリが1333MHz DDR3-SDRAM 4GB、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版で、21.5インチワイド・フルHD対応の「ST2220L」液晶ディスプレイが付属する。

インタフェースは、ギガビット対応有線LAN、USB 2.0×8、D-Sub×1、HDMI×1、8 in 1 メディアカードリーダー、マイク入力×1、ヘッドホン出力×1、ライン出力×1など。

「620」のサイズはW188.2×D448.8×H368.2mm、最小重量は8.94kg。「620s」のサイズはW110×D437×H369mm、最小重量7.5kg。