JR東日本は13日、東日本大震災の影響で運休していた東北本線の寝台特急「カシオペア」「北斗星」について、上野発は20日、札幌発は21日から運転を再開すると発表した。また、本州と北海道を結ぶ特急「白鳥」「スーパー白鳥」は6月1日から全列車の運行を再開する。

大人気の寝台特急「カシオペア」が運転再開

特急「白鳥」「スーパー白鳥」も臨時列車を含めて全列車運転

「北斗星」は毎日運転、「カシオペア」も予定通りで上野発は火、金、日曜日、札幌発は月・水・土曜日の運行となり、夏休み期間中は完全隔日運行となる。運転時刻に変更はない。

寝台券・指定席券については、20日~31日乗車分が17日11:00から、6月1日~18日乗車分については18日11:00から発売する。食堂車の夕食、「カシオペア」のルームサービスの食事予約券も乗車列車と同時に販売する。食事予約券の販売は乗車日3日前の23:00まで。また、「北斗星」については20日の札幌発については売店のみの営業となり、夕食・パブタイム・朝食の食堂の営業は実施しないとのこと。

カシオペアの食堂車ディナーと展望ラウンジ。鉄道の旅の魅力が復活

特急「白鳥」「スーパー白鳥」は6月1日から、時刻表5月号に掲載している臨時列車もすべて運行するとのこと。指定券の販売は6月1日~18日乗車分が5月18日11:00以降順次、6月19日以降乗車分については通常通りで乗車日1カ月前の10:00から。