富士急行はこのほど、同社が運営するアミューズメントパーク「富士急ハイランド」(山梨・富士吉田)の新アトラクションとして、最大落下角度121度のローラーコースター「高飛車(たかびしゃ)」を7月16日より導入すると発表した。料金は1,000円(フリーパス利用可)。

「高飛車」完成イメージ

同コースターは、リニアランチ方式による直線加速と、垂直巻上げによる落下という2種類の加速を体感できるのが特徴。リニア加速システムによる直線加速では約2秒間で時速100kmまで加速。垂直巻上げでは、空を見ながらの姿勢で約43mのタワーを一気に上昇した後に落下姿勢で一時停止、そして最大落下角度121度の"えぐるような落下"といった絶叫体験が楽しめるという。なお、落下角度についてはギネス世界記録に申請中とのこと。

このほか、暗闇の中での走行や7カ所のひねり(回転)などのポイントを用意。総工費は約30億円、コース全長は約1,000m、所要時間は約1分52秒、車両は単車両で定員は8人となる。

富士急ハイランドは「高飛車」導入に伴い、7月16日より入園料およびフリーパスの料金改定を実施する。改定後の入園料は大人・中高生1,300円(現行1,200円)、小人700円(同600円)、1日フリーパスは大人5,000円(現行4,800円)、中高生4,500円(同4,300円)、小人3,700円(同3,500円)。

工事中の「高飛車」