米Googleは5月11日(現地時間)、Androidアプリを販売する「Android Market」サイトのリニューアルを発表した。レイアウトの大枠に変化はないが、アプリの検索性を高める5つの新機能が追加されている。
このAndroid Marketサイトは今年2月のHoneycomb発表会のタイミングで公開されたもの。従来までのAndroidアプリベースのAndroid Marketとは異なり、このWebサイト版はPCのWebブラウザからでもアクセスが可能で、同サイトで指定したアプリを特定のAndroidデバイスへとインストールさせることもできる。通常のAndroid Marketアプリでは画面サイズや通信速度、パフォーマンスの問題で目的のアプリを探すのが面倒という問題があったが、これを補完する意味合いがWebサイト版にはある。
従来版との変化は、まずトップ画面の左側にあったナビゲーションバーにランキング表示が追加され、この内容が地域別の人気ランキングに沿ったものになっている。またEditors' Choiceというコーナーが追加され、スタッフが選んだメジャーアプリやお勧めアプリが一通り網羅されている。Editors' Choiceと並んで新しいセクションには「Trending Apps」というコーナーが追加され、「まだランキングには反映されていないがインストール数が急増中」のまさにホットなアプリが一覧表示されており、最新トレンドを追いかけることが可能だ。またアプリの紹介ページにおいても「Users who viewed this also viewed」「Users who installed this also installed」という2つのセクションが追加され、他のユーザーの購入動向を基にしたお勧めアプリの紹介が行われている。そして最後の機能として「Top Developers」という項目があり、特に評価や人気の高いアプリを開発したデベロッパーには特別なアイコンが付与され、それらをアピールすることが可能だ。なお、同サービススタート時点で150名のデベロッパーに「Top Developers」の称号が与えられているという。