アイ・オー・データ機器は11日、各社の薄型テレビが持つ録画機能に対応した外付け型ポータブルHDD「カクうす」(HDPC-AU)シリーズを発表した。5月下旬より発売する。本体カラーは5色、容量は320/500/640/750GBで、価格は8,500円(税別)より。
HDPC-AUシリーズの新モデルは2011年3月30日に発表されたが(2011年4月下旬の発売予定)、主要部材の調達が困難になったことが理由で、2011年4月20日に発売中止がアナウンスされていた。今回の新しいHDPC-AUシリーズは、発売中止となった製品の後継という位置づけ。
録画機能を搭載した各社の薄型テレビに対応し、テレビに接続したHDPC-AUシリーズへとテレビ側の操作で録画できる。対応する薄型テレビは、東芝の「レグザ」シリーズ、シャープの「アクオス」シリーズ、ソニーの「ブラビア」シリーズ。そのほか、ソニー・コンピュータエンタテインメントのPlayStation 3、torneにも対応している。
本体カラーとして、ピアノブラック、パールホワイト、ビターブラウン、オリエントブルー、オリエントレッドの5色を用意。容量は320GB、500GB、640GB、750GBだが、750GBの本体カラーはピアノブラック、パールホワイト、ビターブラウンの3色となる。
価格(税別)は、320GBモデルが8,500円、500GBモデルが10,600円、640モデルが11,500円、750GBモデルが13,600円。
インタフェースはUSB 2.0、付属のUSBケーブルは30cm、電源はUSBバスパワー(電力不足の場合は別売のACアダプタを使用)。あらかじめFAT32でフォーマットされており、バックアップツールやフォルダ同期ツールなどのユーティリティ集「IO.APPs」を無料でダウンロード可能。