LGエレクトロニクス・ジャパンは10日、ブルーレイマイクロHi-Fiシステム「FX166」を発表した。発売は6月中旬。価格はオープンで、市場価格は3万9,800円前後と予想される。
FX166は、ブルーレイプレイヤーを登載したマイクロHi-Fiシステム。テレビと接続することで、手軽にブルーレイやDVDの映像を楽しむことができる。出力端子は、HDMI/コンポーネント/コンポジットを装備しており、3D対応のテレビとHDMIケーブルで接続した場合には、Blu-ray 3Dの再生にも対応する。映像出力は、1080p(60/24)/720p/480p/480iに対応。DVD映像のアップスケーリング機能も登載されている。また、CPRMだけでなく、AVCRECにも対応しており、DVDメディアに記録されたさまざまなコンテンツを再生することが可能だ。対応している動画形式は、MPEG4 AVC/H.264、MPEG-2、MPEG-4、DivX、DivX HD、XviD、MKV。
レシーバー部分の天面には、iPod/iPhoneに対応したダイレクトドックを装備。テレビと接続した場合、音楽だけでなくiPod/iPhoneに保存されている映像も楽しむことができる。また、レシーバー部の前面のシーリングドア内には、USBポートも1基装備。USBデバイスに保存されているMP3/WMA/AAC形式の音楽ファイルなどの再生が可能だ(USB機器への電源供給も可能)。さらに、ネットワーク機能も登載。BD-Live/BonusView/YouTube/Picasa/AccuWeatherなどが利用可能なほか、DLNAのプレーヤー機能も装備。ホームネットワーク内のPCやNASなどに保存されているコンテンツの再生が可能だ(DTCP-IPには非対応)。
アンプ部分は、最大出力80W×2。スピーカーは3way4スピーカーシステムで、側面にサブウーファーを装備する。バーチャルサラウンド技術「VSM Plus」も登載されており、2本のスピーカーでのサラウンド再生が可能だ。Dolby Digital/Dolby Digital Plus/Dolby TrueHD/DTS Digital Surround/DTS-HD Master Audio/MP3/WMA形式の音声デコーダーも内蔵されている。
サイズは、レシーバー部分が135(W)×295(H)×315(D)mm、スピーカーが126(W)×295(H)×315(D)mm。質量は、レシーバー部分が4kgでスピーカーが4.35kg。