『トータル・リコール』(1990)のリメイクが2012年の公開に向けて行われている。本作は言わずと知れたアーノルド・シュワルツェネッガー主演のSF映画で、アカデミー賞では視覚効果賞、特別業績賞を受賞した名作である。リメイク版の主演は『クレイジー・ハート』などに出演したコリン・ファレル。このリメイクについてファレルが語ったインタビューがエンタテインメント情報サイトIGNをはじめとした複数メディアにて公開された。
「オリジナルとはまったく違ったものになるね。もちろん、オリジナルの『トータル・リコール』は大好きだ。今観ても最初から最後まで楽しめる素晴らしい作品だと思うよ。最近もまた観たばかりだしね。でも、リメイク版はまったく違う雰囲気になると思うよ。もっともっと暗い感じにね」。
「そしてもちろん、技術や特殊効果は格段に向上してる。こないだ監督にプレビズを見せてもらったんだけど、もうめちゃくちゃスゴイよ! この映画がどんなものになるかはまだわからないけど、とにかくスゴイ、ってことだけは言えるね」。
リメイク版『トータル・リコール』は2012年8月3日全米公開。『メン・イン・ブラック』や『インデペンデンス・デイ』の美術スタッフを経て『アンダーワールド』で監督デビューしたレン・ワイズマンがメガホンを取る。