おっぱい美魔女としてブレイク中のモデル原志保さんに聞くキレイの秘けつ。後編では美乳へのこだわりやよく行くという"おっぱい観音"の話も聞いた(朝時間の有効活用方法など聞いた前編はこちら)。
ハリウッド女優のような胸元が憧れ
――おっぱい美魔女の原さんが思う理想の胸は?
丸みのあるキレイなバストラインは女性の永遠の憧れですよね。理想はハリウッド女優かな。胸元をちょっと見せていてカッコいいと思います。日本にも早く胸元を見せる時代がやってきてほしいですね。最近は女優さんが胸元を出したドレス姿でレッドカーペットに登場したりしているから、もうそろそろかな(笑)。
――美乳の秘けつは?
20歳ころからちゃんとした下着店に行ってジャストフィットするブラを買うようにしていました。下着は重要です。ちゃんと試着して自分の胸の形に合ったブラを選んでほしいし、自己流でなく正しいブラのつけ方を知ってほしいですね。あとはハリのある魅力的な胸のために毎日エクササイズやマッサージもしています。
――美乳マッサージは「魔女たちの22時」(日テレ)でも紹介されて話題となりましたね
自称美乳研究家というくらい胸にはこだわってきたのに、35歳くらいのときにバストの弾力が失われ垂れてきたんです。それでまず保湿をして、バスト用のクリームなんかも塗りはじめました。40歳手前には美乳マッサージをしている先生との出会いもあり、マッサージも始めたんです。すると本当に胸が元に戻り、ハリが出てきたんです。
"おっぱい観音"のおかけで運が開けた
――ところでおっぱい美魔女と呼ばれるようになったキッカケは?
「美STORY」の仕事で"おっぱい観音"のことを紹介したのがキッカケです。私が住んでいる名古屋市の近くの小牧市にある「間々(まま)観音」というお寺です。水が出るところも絵馬もおっぱいの形で、全国から胸の悩みがある人がお参りに来るそうです。そのお寺を紹介した記事の反響が大きかったですね。あぁこんなに胸の悩みを抱えている人は多いのかって。私が自分で美乳研究家って言ってきたこともあって、それからは「おっぱい美魔女」と呼ばれるようになりました。
――不思議な縁ですね
そうですね。その記事がきっかけでおっぱい美魔女と呼ばれるようになって、仕事の幅も広がったわけですから。おっぱい観音の御利益は本当に大きい。お礼参りにも行ってきました。
日本の男性はもっと奥さんをデートに誘ってあげて
――日本の男性について何か思うことはありますか?
もっとおしゃれになってほしいですね。この前仕事でスイスに行ったら男性がみんな「LEON」のモデルさんみたいにおしゃれでカッコ良くて。男性って年齢を味方にできるじゃないですか。片岡鶴太郎さんとか竹中直人さんなんか年齢を重ねていくなかでシブさが出てカッコよくなっていますよね。
――「僕の奥さんもキレイになってほしい」と思う男性にアドバイスを
ダンナさんといてもトキメキがなくなると女性ホルモンって減っていくんです。夫婦であっても外でデートしたりしてあげてほしいですね。
あとは「キレイ」「かわいい」とほめてあげてほしいし、「きょうの洋服違うね」「髪型違うんじゃない」とちょっとした変化も見逃さずにチェックしてあげれば奥さんは"やる気"になりますよ。気づいてないと「まあいっか」って、それにあぐらをかいちゃうものです。
――原さんのダンナ様は?
自分で言うのもなんですが、すごくカッコいいです (笑)。元モデルというのもあってみじんもお腹が出ていないし、私より体型維持にストイックかも。私に対してはほめてもくれるけど、「最近お腹出てきたんじゃない」って感じでピピっと叩かれたりすることがあります。夫だけじゃなくて子どもも突っ込んできます。テレビに映った私をみて3人から「かわいくない~」とか言われたりすることもあるんです。
すべての動き、姿勢がエクササイズだと考える
――仕事や子育てに忙しいなかでも「キレイ」に手を抜かないのって大変じゃないですか?
よく「忙しくてそんな暇がない」なんていう方もいますが、それは言いわけ。私はすべての動きをエクササイズだと思っています。家事もエクササイズだし、電車では座らずに立って、お尻をキュッと締めています。階段を使うようにしているし、なるべく歩く。ソファに座ってテレビを見ている時間はありませんね。
あとはいい姿勢をキープすることも大事。それだけで体は筋肉運動になっています。背筋を伸ばすだけで筋肉運動になっているんです。だから座っているときも料理するときも姿勢は意識していますね。日常生活でできる美容はいっぱいあります。
――最後にキレイを目指す女性にエールを
私は若いころより今の方がキレイだと自信をもって言えます。年齢を重ねると自分自身がよくわかってくる。どんな色が似合って、どんなメイクが合うってことは年齢を重ねれば重ねるほど分かってくる部分でもあるんですよ。年齢を重ねてキレイになっている方ってそういうところをうまく見つけていらっしゃるんですよね。もっと自分のことを研究してどうすればキレイに見えるかを発見していってほしいと思います。
バストアップケアもボディケアもエクササイズも面倒だったり、難しかったりすると続きません。簡単なことでいいので毎日ちゃんと続けることが大事なんです。「美は一日にしてならず」で頑張ってほしいですね。
(撮影 : 中村浩二)