小畑友紀の人気コミック『僕等がいた』が実写映画化されることになり、生田斗真と吉高由里子がW主演することが1日、明らかになった。

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『僕等がいた』は北海道・釧路と札幌、東京を舞台に、クラスの人気者でありながら裏切られた元恋人との死別という過去を引きずり、心に大きな影を持つ矢野元晴(生田)と、矢野の過去を受け入れる覚悟をした高橋七美(吉高)が惹かれ合うというラブストーリー。共演は、高岡蒼甫、本仮屋ユイカら。監督は『ソラニン』などの三木孝浩。映画は前後編の二作品が製作され、連続して公開される。

生田は「こんなにカッコいい、それでいてとても人間的な矢野というキャラクターを自分が演じさせてもらう事に、恐縮していますが精一杯"矢野"という人物に息を吹き込みたいと思っています。学生服を着るのはこれが最後になるかもしれないので(笑)。甘酸っぱいスクールライフを思い切り満喫したいと思います」と気合十分。漫画原作のラブストーリーに出演するのは初めてという吉高も「今日に至るまでたくさんの方が読んで、胸が高鳴ったり、焦がされたり、愛されてきた素敵な漫画だと思います。原作ファンの方を裏切らないように、恥ずかしくないように、気持ちをかばう照れをなくして尽力したいです」と意気込みを見せている。

撮影は5月から開始され、北海道・釧路でのロケも決定。公開は2012年春を予定している。