モデルの長谷川理恵が、3月11日に発生した東日本大震災を受けて企画した「Smile&Runチャリティプロジェクト」の記者会見を1日、都内で行い、趣旨に賛同した谷川真理、千葉真子、杉山愛、大原里絵、桂亜沙美らも出席した。
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同プロジェクトは、長谷川が10年以上続けている皇居ランニングを通じて、被災地に元気を届けたいと発案。第1弾として同日から5月末まで、皇居周辺のランニングステーションやスポーツ用品店などに長谷川がデザインしたランブレス(1個500円)と募金箱を設置し、収益金を被災支援団体「Civic Force」を通じて寄付する。
被災地に対して「自分も何かしたいけど、どうしたらいいのか分からなかった」と発起前の心境を明かした長谷川だが、「一番早く確実に行動できることをしようと考え、それが私にとっては走ることだった」と決意。「ランニングはゆっくりでも一歩ずつ確実に前に進んでいくスポーツ。今の日本も復興に向けて一歩一歩進んでいきますようにという思いを込めました。何を始めたらいいのか分からないと思っているランナーの方々にも、このプロジェクトをきっかけにみんなで走ることを通じて、被災地に元気をたくさん届けられるよう、ご協力をお願いします」と訴えた。
さらに、「食」に関する活動を行っている長谷川は、風評被害を受けている福島県に対しても思いを馳せ、「今後はお野菜のことに関しても行動していきたい。被災地(福島県)にももうすぐ行く予定です」と明かした。「今回のプロジェクトは本当に気持ちを込めて、皆さんと一緒に、皆さんの力を借りて、必ず続けていきたい」と息の長い支援を誓った。
また、長谷川のランニング仲間で、同プロジェクトに賛同したマラソンランナーの谷川らも出席。岩手県宮古市でのマラソン大会が中止になった谷川は「(避難所では)運動不足になっていると思うので、宮古市に出向いてジョギング教室を開催したい」、震災の数日前に福島県いわき市で陸上教室を開いたという千葉は「現地で陸上教室を開いて特にお子さんの心のケアのお手伝いをしていきたい」、元テニスプレーヤーの杉山は「テニスクリニックを開いたり、みんなに元気や勇気を感じてもらえるようなイベントを実施したい」と、それぞれの支援の形を語っていた。
同プロジェクトの詳細は「長谷川理恵 Smile&Run公式HP」に掲載される。なお、5月28日(土)には長谷川が「ラン&トークショー」を開催。ランブレスの購入者の中から抽選で招待する。