公開初日を迎えた映画『これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫』の舞台あいさつが4月30日、東京・有楽町の丸の内TOEI1で行われ、浅野忠信、堀北真希、阿部力、木村多江、いしだあゆみ、佐藤英明監督が出席した。

映画『これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫』の舞台あいさつに立った堀北真希(左)と浅野忠信 拡大画像を見る

『おそ松くん』や『天才バカボン』など、今もなお愛され続けているギャグ漫画の王様・赤塚不二夫の担当編集者だった武居俊樹氏の著書『赤塚不二夫のことを書いたのだ!!』を映画化した同作。担当編集者の武田初美(堀北真希)が、赤塚不二夫(浅野忠信)との衝撃的な出会いから名パートナーになるまでを焦点に当て、赤塚の破天荒な人生を描く。

浅野は「この映画に関係なく、僕は赤塚さんが大好きで、この人なら僕のことを分かってくれるんじゃないかと思い、部屋に赤塚さんの写真を10年ぐらい貼ってました。大好きな人を演じるのは初めてでしたから、僕にとっては特別な映画です」と思いを明かし、「赤塚さんに対して僕に何が出来るのか、毎日毎日考えてやり切った作品。こうして皆さんに見てもらえる日が来て本当に嬉しいです」と満足そうだった。

出席者全員でおなじみ"シェー"のポーズを

一方の堀北は「完成した映画を見て、スクリーンに映っている自分が本当に自分かな? と思いましたが、私たちを見てたくさん笑っていただければうれしいです。編集者と漫画家の絆やラストシーンに注目して下さい」とアピール。また、赤塚不二夫の印象については「先生は甘え上手な方。私は甘えるのが下手なので、羨ましいです」と話していた。