NECカシオモバイルコミュニケーションズとカシオ計算機は27日、米ベライゾンワイヤレス向けにAndroid OSを搭載したタフネス仕様のスマートフォン「CASIO G’zOne COMMANDO」を提供すると発表した。4月28日より提供を開始する。
同端末は、G'zOneシリーズ初のスマートフォンで、米国国防総省規格(MIL-STD-810G)に準拠した防水・耐衝撃機能を搭載。ディスプレイは、タッチ操作に対応した3.6インチWVGAカラーTFT液晶(480×800ピクセル)を採用し、落下や衝撃に強いCorning Gorillaガラスで保護している。本体は衝撃を吸収するバンパー構造を採用し、手触り良くグリップ感を感じる塗装を施した。Android OSのバージョンは2.2となる。寸法・重量は約65.6×129.0×15.3mm・154.6g。
機能面では、G’zOneシリーズおなじみのアプリケーション「G'zGEAR」に対応。表示した方角の山の名称や自然遺産などの距離を表示する電子コンパス「EARTH COMPASS」、現在地の温度を測定して世界30都市の気温と比較できる「THERMOMETER」、干潮と満潮の潮汐を表示する「TIDES」、位置情報や現地の温度、コメントなどを旅の軌跡として残すことができる「TRIP MEMORY」、日の出・日の入時間と太陽の軌跡、月の位置や高さなどを表示する「SUN/MOON」、携帯電話をかざした方向に実在する星座を表示する「STAR GAZER」を搭載。
自身のランニング速度を陸上の世界記録保持者や様々な動物たちと比較したり、フォームを分析したりできる「ADVENTURE TRAINING」、歩数計と連動して世界有名トレイルを仮想的に歩くことができる「WALKING COUNTER」といった機能も搭載する。
このほか、オートフォーカス対応の5.0メガカメラ、LEDライト、大音量スピーカーなどを搭載。内蔵メモリはFlash 1GB/RAM 512MB。このほかmicroSDカードスロット(最大32GB)を搭載しており、8GBのmicroSDカードが付属する。連続待受時間は約270時間、連続使用通話時間は約450分。バッテリ容量は1460mAh。通信機能はCDMA2000 1x EV-DO Rev.Aに対応するほか、Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n)、Bluetooh2.1+EDRをサポートする。