米ニュースサイトDEADLINEは26日(米国時間)、元カリフォルニア州知事アーノルド・シュワルツェネッガーが『ターミネーター』シリーズに主役として復帰するプランが進められていることを明らかにした。
すでに映画の企画はスタジオに持ち込まれており、制作は『プリティ・ブライド』『ファイティング×ガール』などのプロデューサーだったロバート・コートが務めるという。脚本家はまだ決定していない。監督は『ワイルド・スピード MAX』のジャスティン・リン。
『ターミネーター4』(2009年公開)の制作会社Halcyonは2010年2月に破産し、『ターミネーター』の制作権利はヘッジファンドPacificorにより2,950万ドルで買収されていた。
この「新生ターミネーター」の企画はLion's Gate、Universal、Sony、CBC Filmsが現在目を通していると見られている。米国には映画やテレビドラマの制作者、脚本家は作品発表後35年が経過すれば権利を再請求できるという法律がある。『ターミネーター』第一作目の公開は1984年。これに則り、2019年にジェームズ・キャメロンが著作権の返還請求を行う前に作品化される可能性が高いと、同サイトは報じている。