トレンダーズは26日、20~39歳の男女500名に対し「ランニング」に関する調査(3月23日~24日)を実施、結果を公表した。「現在、ランニングが流行していると思いますか?」との質問に78%が「思う」と回答。理由としては「近所の公園や公道で走っている人をよくみかける」(36歳・女性)、「スポーツショップのランニングコーナーが以前より拡大している」(37歳・男性)などがあり、普段の生活でランニングブームを実感していることが窺える。「自身がランニングを趣味としている」と回答した人も13%いた。
ランニングが趣味と答えた人に、頻度や楽しみ方について聞いたところ、「週に1回」が55%と過半数を占め、以下、「週に3~6回」(23%)、「2週間に1回」(12%)と続いた。ランニングを趣味として始めた時期は「5年以上前」(23%)、「2年以上3年未満」(17%)、「1年以上2年未満」(15%)と答えた人が多く、比較的長くランニングを継続している人が多いことが窺える。ランニングの効果では、ダイエット効果や体力の増強を挙げる人が多かった。
一方、「ランニングを続けようとして挫折したことはありますか?」という質問に30%が「ある」と回答。理由については、「雨の日が続いた時や仕事で疲れた時に練習を止め、そのまま挫折」(35歳・男性)、「体がついていけなくなった」(29歳・女性)などが寄せられた。
ランニングを趣味として継続するコツについて、プロ・ランニングコーチで現在NPO法人ニッポンランナーズ理事長を務める金哲彦氏は、(1)タイムを気にしない、(2)ランニング友達をつくる、(3)脂肪を燃焼させる-の3つを挙げ、特に脂肪を燃焼させるについては「アミノ酸飲料を活用し、運動開始直後の脂肪燃焼の働きを高めることは、ダイエットにもスタミナ増強にもつながり、ランニングの効果を実感しやすくなる」と述べた。