パナソニックは26日、エントリーズームカメラ「LUMIX(ルミックス) DMC-TZ18」を5月19日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は3万3,000円前後。
同製品は、広角24mmから光学16倍ズーム(35mm判換算24~384mm)の小型望遠レンズ「ライカDC バリオ・エルマーレンズ」を搭載したデジタルカメラ。レンズの薄型化や新規の2段沈胴メカニズム採用により、レンズのサイズを前モデル「DMC-TZ10」からほとんど変えることなく高倍率化を実現している。
また、同社独自の新開発ナノサーフェスコーティングをレンズ表面に施すことでゴースト低減に成功し、モーターの大型化や高速化などにより1 / 4,000秒のシャッタースピードやAFスピードのアップを達成した。
被写体の顔の有無や距離などの情報からシーンを自動判別して最適な設定にしてくれる「おまかせiA」機能を搭載。低周波域(ゆっくりとした)の手ブレに対する補正を強化した「POWER O.I.S.」も装備し、夜景や暗い室内の撮影でもブレにくくなっている。EXPOSUREボタンを押すとF値やシャッタースピードを任意で設定可能なマニュアル撮影モードが利用でき、一眼カメラやハイエンドコンパクトカメラのサブ機としても最適とのこと。
撮像素子には有効画素数1,410万画素の1/ 2.33型CCDを搭載。記録メディアは約70MBの内蔵メモリーのほか、SD / SDHC / SDXCカードに対応。突起物を除く本体サイズは104.9(W)mm×57.6(H)mm×33.4(D)mmで、バッテリーとメモリーカードを含んだ質量は約188g。