アルクは24日、通信講座『朝英語Biz』の開講記念イベント『朝英語セミナー ~この春、あなたを変える朝英語~』を開催した。基調講演には脳科学者の茂木健一郎氏が登場。脳科学的な見地からみた朝英語のメリットや楽しく英語を学ぶための極意を、ユーモアたっぷりに話した。
講演のテーマは「脳とココロに効く! 朝英語のススメ」。茂木氏は「寝ている間に脳で記憶が整理整頓され朝はクリーンな状態。新しいことを学ぶのにいい状態」と朝英語のメリットを説明。また「朝は昼や夜の時間帯と違い予定の変更が少ないため、ルーティンとして自分を鍛えることができる」と話した。
勉強法については「ストレスを感じるのは良くない。それぞれのレベルなりに英語の勉強自体を楽しむ方が学習効率は上がる」とアドバイス。英語アカウントでのTwitterや多読多聴など、自身が実践している"英語習慣"も紹介した。また、「もうそろそろ日本人は自分たちの文化のことを英語で発信していかなければならない」とし、英語での著作活動を始めることを明かした。
セミナーの後半には、アイランド代表取締役の粟飯原(あいはら)理咲氏、Before9プロジェクト主宰の池田千恵氏、パーソナルトレーナーの大西仁美氏が"朝活の達人"として登場、茂木氏を進行役にパネルディスカッションが行われた。3人は「まずは『早く起きよう』ではなく『どう過ごそう』から朝型生活を始めるべき」「wishではなくcommit。強い意思を持って」といった朝活成功のコツを伝授。会場の参加者からの質問にも答えていた。