エプソン販売は25日、東日本大震災の被災地に対して、同社のTVチューナー付きPCとプロジェクタ、プロジェクタ用スクリーンのセットを108台、寄贈すると発表した。寄贈先は岩手県、宮城県、福島県、茨城県の各自治体を通じて調整していくという。
プロジェクタを利用することで、テレビやインターネットの全国ニュースなど、必要な情報を多人数で共有できるようになる。PCの画面や映像を省スペースで明るく大きく映し出せることから、DVDの鑑賞会などを通して被災者の安らぎになればとしている。
そのほかにもエプソングループでは、1億円の義援金をはじめとして、汚れてしまった写真を被災者から預かって復元する「写真復元プロジェクト」への協力や、災害ボランティアセンターにおける現地の地図や衛星写真などの出力に協力など、数々の支援に取り組んでいる。これらの支援策では、PC、プリンタ、インク、用紙、スキャナといった製品が寄贈されている。