パナソニックは22日、同社のモバイルPC「Let'snote」シリーズに、夏モデル新製品5機種を発表した。全モデルに標準電圧版の第2世代Intel Coreを搭載し、基本性能が向上。5月27日より順次発売となる。
発表されたのは、15.6型の「B10シリーズ」、12.1型・光学ドライブ搭載の「S10シリーズ」、同じく12.1型で光学ドライブを搭載しない「N10シリーズ」、10.1型の「J10シリーズ」、12.1型でコンバーチブルタイプの「C1シリーズ」の5シリーズ。「C1シリーズ」のみ、受注生産となる。
今回のラインナップでは、「J10シリーズ」でCore i5-2410M/Core i3-2310M、「C1シリーズ」でCore i5-2520M vProを搭載するなど、全シリーズで標準電圧版の第2世代Intel Coreシリーズを搭載。パフォーマンスを向上させている。また、バッテリ駆動時間もそれぞれ前モデルよりも長くなった。HDD容量もアップして大容量データの保存が可能になっている。
「S10シリーズ」「N10シリーズ」「J10シリーズ」ではUSB 3.0ポートを搭載。また「J10シリーズ」では、ハイパフォーマンスモデルとしてSSD搭載機を用意している。
B10シリーズ
「B10シリーズ」には、Officeなしの「CF-B10CWADR」とOfficeモデルの「CF-B10CWHDR」を用意。店頭予想価格は、「CF-B10CWADR」が175,000円前後、「CF-B10CWHDR」が200,000円前後。
主な仕様は、CPUがIntel Core i5-2520M vPro(2.5GHz)、チップセットがMobile Intel QM67 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 3000(CPU内蔵)、メモリがPC3-8500 4GB(最大8GB)、ストレージが640GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが15.6型TFTカラー液晶(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 7 Professional 64bit版(SP1)。サイズ・重量はW370.8×D229×H31.4~43.2mm、約1.88kg。バッテリ駆動時間は約6時間。
S10シリーズ
「S10シリーズ」は、Officeなしモデルがシルバーダイヤモンドの「CF-S10YADR」とジェットブラックの「CF-S10CYBDR」、Officeモデルがシルバーダイヤモンドの「CF-S10CYPDR」。店頭予想価格は、「CF-S10YADR」「CF-S10CYBDR」が200,000円前後、「CF-S10CYPDR」が225,000円前後。
S10シリーズ |
主な仕様は、CPUがIntel Core i5-2520M vPro(2.5GHz)、チップセットがMobile Intel QM67 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 3000(CPU内蔵)、メモリがPC3-8500 4GB(最大8GB)、ストレージが640GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが12.1型TFTカラー液晶(1,280×800ドット)、OSがWindows 7 Professional 64bit版(SP1)。サイズ・重量はW282.8×D209.6×H23.4~38.7mm、約1.34kg。バッテリ駆動時間は約16.5時間。
N10シリーズ
「N10シリーズ」は、Officeなしの「CF-N10CYADR」のみ。店頭予想価格は190,000円前後。
N10シリーズ |
主な仕様は、CPUがIntel Core i5-2520M vPro(2.5GHz)、チップセットがMobile Intel QM67 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 3000(CPU内蔵)、メモリがPC3-8500 4GB(最大8GB)、ストレージが640GB SATA HDD、光学ドライブがなし、ディスプレイが12.1型TFTカラー液晶(1,280×800ドット)、OSがWindows 7 Professional 64bit版(SP1)。サイズ・重量はW282.8×D209.6×H23.4~38.7mm、約1.28kg。バッテリ駆動時間は約16.5時間。
J10シリーズ
「J10シリーズ」には、スタンダードモデルとハイパフォーマンスモデルが設定され、それぞれにOfficeモデルが用意される。店頭予想価格は、スタンダードモデルのOfficeなし「CF-J10RYAHR」が120,000円前後、Officeモデル「CF-J10RYPHR」が145,000円前後。ハイパフォーマンスモデルはOfficeなし「CF-J10SYBHR」が180,000円前後、Officeモデル「CF-J10SYNHR」が205,000円前後。スタンダードモデルとハイパフォーマンスモデルでは、付属する専用ジャケットの色が異なる。
スタンダードモデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i3-2310M、チップセットがMobile Intel HM65 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 3000(CPU内蔵)、メモリがPC3-8500 2GB(最大6GB)、ストレージが250GB SATA HDD、光学ドライブがなし、ディスプレイが10.1型ワイドTFTカラー液晶(1,366×768ドット)、OSがWindows 7 Home Premium 32bit版(SP1)。サイズ・重量はW259×D185×H39~48mm、約0.97kg。バッテリ駆動時間は約8時間。
ハイパフォーマンスモデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i5-2410M、チップセットがMobile Intel HM65 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 3000(CPU内蔵)、メモリがPC3-8500 2GB(最大6GB)、ストレージが128GB SSD、光学ドライブがなし、ディスプレイが10.1型ワイドTFTカラー液晶(1,366×768ドット)、OSがWindows 7 Home Premium 32bit版(SP1)。サイズ・重量はW259×D185×H39~48mm、約0.99kg。バッテリ駆動時間は約13時間。
C1シリーズ
コンバーチブルタイプの「C1シリーズ」は受注生産のみの対応。店頭予想価格は200,000円前後。
主な仕様は、CPUがIntel Core i5-2520M vPro(2.5GHz)、チップセットがMobile Intel QM67 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 3000(CPU内蔵)、メモリがPC3-8500 4GB(最大8GB)、ストレージが320GB SATA HDD、光学ドライブがなし、ディスプレイが12.1型ワイドTFTカラー液晶(1,280×800ドット)、OSがWindows 7 Professional 64bit版(SP1)。サイズ・重量はW299.2×D226.5×H30.6~44.3mm、約1.46kg。バッテリ駆動時間は約7時間。