時代劇『新選組血風録』(NHKBSプレミアム 毎週日曜 18:45~19:30)の試写会が21日、東京・渋谷の同局で行われ、永井大、宅間孝行、辻本祐樹、前田亜季が出席した。
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幕末という波乱の時代を生きた新選組隊士たちの激しくて切ない人生にスポットを当てた司馬遼太郎原作の同ドラマ。この日、お披露目された5月1日放送の「池田屋異聞」は、新選組の存在を世に知らしめた池田屋事件における新選組の活躍を描く。
新選組の鬼の副長、土方歳三役の永井大は「カツラを付けて歳三を演じると戸惑いやプレッシャーも解消され、イメージ通りの歳三をやれていると思います。凄く手応えがありますね」と初の時代劇に自信をみせ、「第5話は、新選組を大きくする有名な話。僕が演じる土方は池田屋に直接行って戦うシーンはありませんが、近藤局長(宅間孝行)と総司(辻本祐樹)の立ち回りがあって、見応えのある回になっています」とアピールした。
土方歳三に想いを寄せるお美代を演じるのは、前田愛の妹で女優として活躍中の前田亜季。「お美代は一途に土方さんを思い続ける女の子。時にはストーカーのように振舞います(笑)。この時代の女性はきっとこうだったんだろうな~と思いました」とキャラクターを解説し、「母の実家が福島で、今原発の問題を抱えていますが、家族から(放送直後の)日曜に連絡があって、『不安の気持ちを忘れて見てるよ~』と言われ、逆に励まされています」と話していた。