レノボ・ジャパンは、Tシリーズの最新ラインナップとして先日発表された高性能ノートブックPC「ThinkPad T420s」のオプションに、NVIDIA Optimusテクノロジへの対応を追加したと発表した。GPUはNVIDIA NVS 4200M with Optimus Technology 1GBを選択できる。既にWeb直販サイトにて、新オプションの追加モデルの受注を開始している。
NVIDIA Optimusは、NVIDIA製GPUで利用できるGPU切り替え技術で、処理状況に応じて内部GPUと外部GPUを動的に切り替えることで、パフォーマンスと省電力の両立を可能とするもの。ThinkPad Tシリーズでは、前世代のT410sなどのモデルで外部GPUを組み合わせたNVIDIA Optimusに対応しており、新世代のT420sでも追加が期待されていた。
なお、外部GPUの追加を除き、主な仕様は既存のT420sに準ずるが、Optimus対応GPUの追加により、4画面同時の外部ディスプレイ出力に対応するなど、機能面での拡張も実現している。