東芝は20日、ブルーレイディスクやDVDの再生を手軽に楽しめるというブルーレイディスクプレーヤー「SD-BD3」を5月中旬に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は2万円前後。

「SD-BD3」

同製品は、フルHDの高画質ブルーレイディスクが手軽に再生できるBDプレーヤー。再生可能なブルーレイディスクは、BD-ROM / R / R DL / RE / RE DLの5種類。DVDの再生も可能で、VideoフォーマットやVRフォーマットをはじめ、ハイビジョン放送を記録したAVCREC形式や、ビデオカメラで撮影されたAVCHD形式のディスクにも対応する。インターネットに接続して特典映像などをダウンロードできるBD-LIVEの利用や、ピクチャー・イン・ピクチャーで表示されるボーナスビューを表示することも可能。

再生や出力機能では、1080 / 24pダイレクト出力をはじめ、グラデーションをよりなめらかに表現えきるディープカラー出力、x.v.Colorへの対応、5.1chサラウンドシステムなどと同軸デジタル端子による接続、7.1chサラウンドなども楽しめる「HDフルオーディオデコード」などを搭載。

本体前面にUSBメモリー端子を装備し、BD-LIVEでダウンロードしたコンテンツをUSBメモリーに記録したり、JPEG形式の静止画やMP3形式の音楽ファイル再生も可能。同社の液晶テレビ「レグザ」のリモコンが使用できる「レグザリンク」にも対応している。

「SD-BD3」背面のインターフェイス部

インターフェイスとして、映像出力×1、アナログ2ch音声出力×1、デジタル音声出力(同軸)×1、HDMI出力×1、LAN用端子×1を装備。突起部を含まない外形寸法は、430(W)mm×42.5(H)mm×200(D)mmで、本体質量は1.53kg。