BMW、「ミニ」シリーズの装備を改良クーパークラブマンはエコカー減税対象に

ビー・エム・ダブリューは、コンパクトモデル「ミニ(MINI)」シリーズの2011年3月以降生産モデルよりオプション装備内容を一部改定し、新たにデザインオプションパッケージを追加した。また、「ミニ・クーパー・クラブマン(MINI Cooper Clubman)」はエコカー減税対象モデルとなった。価格は302万9000円。それ以外のモデルの価格は従来と同じ。

今回の仕様変更により、ミニ・クーパー・クラブマン(オートマチックトランスミッション)にサンルーフを標準装備した。これにより価格は10万円上昇したが、新たにエコカー減税対象モデルとなったことで約8万7000円の減税控除を受けることができる。

そのほかの変更は、「ミニ・ワン(MINI ONE)」「ミニ・クーパー」に新色ベルベットシルバーが追加。これまで「ミニ・クーパーS」(ハッチバック)の専用色だったレーザーブルー」が、新たにミニ・ワンとミニ・クーパー(ハッチバック)でも選択可能になった。また、ミニ・ワンに、17インチホイール・インフィニティー・ストリーム・スポークがオプションとして設定された。ミニ全車に、ステアリングに連動してヘッドライト照射方向を変える「アダプティブ・ヘッドライト」がオプション設定された。

また、「ミニ・クラブマン」に2つのデザイン・オプションパッケージを導入した。「ウェンブリー(Wembley)」は、スポーティーなパッケージで、ホワイトを基調としたボディに、専用ボンネットストライプ、専用サイドストライプ、17インチホイールなどがセットになる。ルーフとミラーキャップの色はボディカラーと同色かブラックが選択可能。もうひとつの「ブリック・レーン(Brick Lane)」は、シックなデザインのパッケージで、「ホット・チョコレート」のボディカラーをベースに、ブラックのルーフ&ミラーキャップ、ルーフレール、専用ボンネットストライプ、専用サイドストライプ、17インチホイールなどがセットになる。価格はモデルとパッケージによって異なり、8万円から16万円。