バッファローは、最大450Mbps(理論値)の転送速度に対応したIEEE802.11b/g/n規格の無線LANルータ「WZR-HP-G450H」を、6月上旬より発売する。ハイパワー可変アンテナを搭載し、USBデバイスサーバやメディアサーバなど豊富な付加機能を備える。価格は15,700円(税別)。
IEEE802.11n規格のMIMO(Multiple Input Multiple Output)技術を用い、データストリーム×3の通信を行うことで最大450Mbps(理論値)の転送速度を実現。本体のアンテナ×3本は可動範囲が広く、設置場所に応じて最適な電波環境を作り出せるとしている。なお、最大450Mbpsの通信を行うには、ノートPCなど無線LANのクライアント(子機)側も最大450Mbpsに対応している必要がある。
付加的な機能も非常に豊富。インターネット動画などの再生に最適な通信設定にすばやく切り替えるムービーエンジン・スイッチ、スマートフォンの接続を自動的に最適化するビームフォーミング技術、USBデバイスサーバ機能、メディアサーバ機能(DLNA対応)などを備える。また、USB接続のデータ通信カードを接続することで、ワイヤレスのモバイルインターネット回線を自宅の固定インターネット回線として利用することも可能だ。
そのほか、スケジュールなど詳細な設定が行える「おまかせ節電」機能、無線LANの簡単接続機能であるAOSS/WPS、3つの暗号化レベル(WEP/TKIP/AES)を混在して使えるマルチセキュリティー機能などを搭載する。
WANポート×1と有線LANポート×4はGigabit Ethernetに対応。本体サイズはW35×D165×H158(アンテナ/スタンドを含まず)、重量は約404g(スタンドを含まず)。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7、Mac OS X 10.4/10.5/10.6(一部の付属ソフトを除く)。