日本航空(以下、JAL)と全日本空輸(以下、ANA)はこのほど、仙台空港発着の臨時便を21日より増便すると発表した。現在は両社ともに1日3往復を運航しているが、21日以降はそれぞれ1日4往復に増やす。
JALは、21日~28日の期間に羽田(東京)線と伊丹(大阪)線を1日2往復ずつ運航。ANAは、21日~26日に羽田線を1日3往復、伊丹線を1日1往復運航し、27日と28日は羽田線をやめる代わりに中部(名古屋)線、新千歳(札幌)線をそれぞれ1日1往復、伊丹線を2往復に増便する。29日以降の運航については決定次第、発表するとしている。
両社広報によると、臨時便の利用状況は両社ともに満席に近い状態だという。ANAは「鉄道などその他の交通機関の復旧状況をみながら、より効果的な路線の運航について検討していきたい」と話している。仙台 - 羽田線の片道普通運賃は両社ともに1万8,270円(消費税・旅客施設使用料込み)。予約は両社Webサイトなどから。