女優の忽那汐里、いしだあゆみが18日、都内で行われたNHKドラマ『見知らぬわが町』(4月29日放送 13:05~14:18)の会見に出席した。
NHKドラマ『見知らぬわが町』の会見に出席した忽那汐里(左)といしだあゆみ 拡大画像を見る |
福岡に住む人たちの息遣いや空気感を伝える2002年度から放送中のNHK「福岡発地域ドラマ」。第8弾となる今回は、かつて炭坑で栄えた大牟田市が舞台で、15年前の炭鉱閉山直前に、1人の女子高生が書き記したエッセイを原作に、不登校に悩みながらも大牟田市の歴史にのめり込んでいく高校1年生の竹本望美(忽那汐里)の姿を描く。
NHKドラマ初出演を果たした忽那は「地震の影響により4月に放送が変更されましたけど、改めて放送する機会をいただいて嬉しく思います」とあいさつし、「撮影初日に炭坑の廃墟に訪れ、埃が被っていた作業着などが生々しく残っていて、初日から重い気持ちになりましたが、初めて九州を訪れて、大牟田弁にも挑戦した思い出深い作品となりました。最終的には望美に目的ができて前に進みます。その姿をご覧になって前向きになっていただけたら幸いです」とアピールした。
共演した、忽那が演じる望美の祖母・絹子を演じたいしだについては「アドバイスして下さって、常に私を後押ししてくれました。ここまで直接的に私と向き合ってくれた方は初めてです」と感謝の弁。いしだも「汐里ちゃんは凄く可愛くて、こんな孫がいたらな~と思いました。演技に透明感があり、悩みながらも精一杯の演技をして下さいました」と絶賛していた。