JPCERT/CC(一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター)は18日、Adobe Flash PlayerとAdobe AIRに関する脆弱性に関する注意喚起を行った。
JPCERT/CCによると、対象となるバージョンはAdobe Flash Player 10.2.153.1 及びそれ以前、Adobe AIR 2.6.19120 及びそれ以前。メモリ破損の脆弱性により、任意のコードを実行する可能性がある。それぞれ最新バージョンへのアップデートを行うことが対策となる。Adobe Flash Player、Adobe AIRともにWebサイトにて最新版を入手できる。
なお、Adobe Flash PlayerのバージョンはAdobeのWebサイトにアクセスすると表示される。Adobe AIRについては、同社のサポートサイトに確認方法が掲載されている。32ビット版Windowsの場合、C:\Program Files\Common Files\Adobe AIR\Versions\1.0にある「Adobe AIR.dll」ファイルを右クリックして表示されるタブでランタイムのバージョンを確認できる。