ナイキジャパンは15日、レアル・マドリード(スペイン)に所属するクリスティアーノ・ロナウド選手の新スパイク「CR マーキュリアル ヴェイパー スーパーフライIII」を発表した。16日に行われる「エル・クラシコ」(レアル・マドリード対バルセロナ)で、同スパイクを初めて着用する。
伝統あるナイキ・サファリの模様は保ちつつ、スパイク全体とレースが黒く覆われ、かかと部分の幾何学模様と前足のスウィッシュロゴが特徴となった同スパイク。前足部にアダプティブ・トラクション・システム(ピッチ環境やプレーヤーの足のプレッシャーにより、スタッドが最大3mm伸びる機能)を採用し、優れたグリップと反発性で一瞬の得点機会も活用できるスパイクに仕上がった。
クリスティアーノ・ロナウド選手も、同スパイクについて、「一番のお気に入り。マーキュリアルといえば、スキルのある速いプレーヤーが思い浮かぶ。他のスパイクでプレーするなんて考えられない」と語っている。
昨年発表された「CR マーキュリアル ヴェイパー スーパーフライII」とはうって変わり、黒地に幾何学模様が入ったスパイクに |
このスパイクを着用し、彼は16日(現地時間)のリーガ・エスパニョーラ第32節、バルセロナとの「エル・クラシコ」に臨む。さらに20日の国王杯決勝、UEFAチャンピオンズリーグの準決勝でもバルセロナと対戦。"クラシコ4連戦"を前に、彼は、「緊張はしてないよ。でもエキサイティングだね」とコメントしている。
クラブを率いるジョゼ・モウリーニョ監督については、「経験ある指導者であり、いままでのタイトルがそれを証明している。一緒に数多く優勝したい」と語り、「レアル・マドリードが2年も3年も何のタイトルも取れないなんて考えられない。世界で最強のクラブだったら勝たなければならない。今年、来年は勝ちたいと思う。素晴らしい選手や優秀なコーチに恵まれているしね」と決意を述べた。