Steinberg Media Technologiesは、ドイツ・フランクフルトで開催されたMusikmesse 2011にて、同社の最新技術を採用したVSTサンプラー「HALion 4」を、2011年6月に発売すると発表した。日本国内での価格・発売時期などは現在未発表。
本製品では、同社のVSTワークステーション「HALion Sonic」にも採用されている、32ステレオアウトプット、6チャンネルサラウンドなどをサポートした最新のサウンドエンジンを搭載。各編集セクションが切り離し可能な新しいユーザーインタフェースにより、柔軟なワークフローを実現する。さらに、15GBのサウンドライブラリーと1,600ファクトリープリセット、モジュレーション系からハイエンドなリバーブまで合計44種のスタジオグレードのエフェクトを備えている。また、バーチャルアナログシンセセクションをはじめ、「MegaTrig」、「FlexPhraser」といったサウンドクリエイションツールを活用した、多彩なサウンドメイキングを行える。対応OSはWindows 7、Mac OS X 10.6(ともに32/64bit)。Audio Units/VST(3.5含む)フォーマットをサポートする。