KORGは、ドイツ・フランクフルトで開催されたMusikmesse 2011にて、アナログシンセ/アナログリズムマシン/ステップシーケンサーを組み合わせたコンパクトなアナログ・リボン・ステーション「Monotribe」を発表した。発売は2011年5月下旬予定。

アナログ・リボン・ステーション「Monotribe」

本製品では、アナログシンセサイザー「MS-10/MS-20」と同じVCF回路を備え、アナログならではの音の太さや豊かな変化を可能にするシンセサウンドを実現。さらに、アナログ回路で構成された3パートのリズム、同社ELECTRIBE譲りの明快かつ操作性に優れたステップ・シーケンサーなどをコンパクトなボディーに搭載する。また、シーケンスをダイナミックに変化させるACTIVE STEP機能やFLUX機能、クロマチック音階で演奏できる自動チューニング機能、キー・レンジも設定できる進化したリボン・コントローラー鍵盤などを装備し、多彩なパフォーマンスを行うことが可能となっている。そのほか、SYNC端子も備え、複数台での同期プレイにも対応する。

なお、電池駆動に対応し、スピーカーも内蔵されているため、場所を選ばずどこでも気軽に演奏を楽しむことができる。