損害保険ジャパンはこのほど、自然環境保全プロジェクト「SAVE JAPANプロジェクト」の寄付先に、東日本大震災被災地の緊急支援および復興支援に取り組むNPOを追加し、当面寄付先を変更すると発表した。
「SAVE JAPANプロジェクト」は、顧客が自動車保険契約時にWeb約款を選択した場合に保険料の一部を環境NPOなどに寄付することで、国内のメダカやヤマネといった希少生物種の棲む自然環境保全に役立てるプロジェクト。
今回同社は、地震による被災地支援を目的とした活動を行っているNPOを同プロジェクトの寄付先に追加し、当面の寄付先を変更することを決定。寄付先は、日本NPOセンターと市民社会創造ファンドが設置した「東日本大震災現地NPO応援基金」を予定しているという。寄付先の活用方法などの詳細は、同プロジェクトのWebページにて報告する。
また、同社が所属するNKSJホールディングスでは、企業として拠出する義援金とは別に、国内外のグループ会社60社の役職員から義援金を募集。集まった義援金約1億2,000万円(4月4日現在)は、中央共同募金会などを通じて被災地支援に役立てられるという。