コナカは16日、体感温度を低下させ、猛暑対策に役立つ機能性スーツ「コールドスーツ」を、コナカグループ全店舗(「紳士服のフタタ」を含む)で発売する。
同商品では、特定波長域の赤外線反射率を約60%にまで高めた特殊な濃色生地を使用している。これにより、太陽光にさらされても熱源となる赤外線を反射するため、スーツ表面の温度の上昇を抑え、衣服内の温度を低く抑えるのに役立つ。
開発に際して行われた生地サンプルの赤外線照射実験では、通常の生地は照射から200秒ほどで38度まで上昇。これに対し、同商品の生地は同じ条件下でも29度となり、10度近く温度上昇を抑えることが実証されたという。
また、衣類を透過する紫外線の防御にも効果を発揮。真夏の猛暑でも、涼しく快適に着られるスーツに仕上がった。同商品は4万950円で販売される。