オリエンタルランドはこのほど、東日本大震災の影響により休園していた「東京ディズニーランド」(千葉・浦安)の営業を15日から再開すると発表した。同じく休園中の「東京ディズニーシー」(同)については、早期の運営再開を目指すとしている。
同社では再開にあたり、1名分のチケット料金につき300円を、被災地復興のための義援金として日本赤十字社に寄付する。また、節電対策として、8時~22時までの開園時間を8時~18時までに短縮することを決めた。このほか、パーク内設備およびオフィスなどにおいては、屋内・屋外照明やエスカレーター、噴水などの使用を抑制するとともに、空調の温度調整、レストルーム内のハンドドライヤーの使用停止といった節電対策を実施するという。
夜のパレード「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」は営業時間の短縮に伴い当面休止し、昼のパレード「ジュビレーション!」は近日中に再開予定。アトラクションは、補修作業中の「ビッグサンダー・マウンテン」などを除いた計37施設が利用可能とのこと。
また、同施設の再開に伴い、オフィシャルホテルの「ディズニーアンバサダーホテル」および「東京ディズニーランドホテル」も15日から営業を再開する。両ホテルは再開にあたり、5月14日までの期間、1室1泊につき1,000円を義援金として日本赤十字社に寄付する。なお、「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」は東京ディズニーシーの運営再開日まで営業を休止する。