第一生命保険は12日、顧客の利便性向上の取組みの一環として、提携ATMネットワークを拡充すると発表した。これにより、これまでのゆうちょ銀行、セブン銀行などのATM約4万5,000台を含め、約7万台のATMが第一生命カードで利用できることになる。

新たに拡充する提携ATMと利用開始日は、次の通り。

「コンビニATM」との提携による拡大

  1. ファミリーマート、ミニストップなどに設置のイーネットATM(約1万1,000台) - 4月18日から開始

  2. ローソンに設置のローソンATM(約8,400台) - 4月18日から一部店舗(埼玉県、奈良県)、今後全国展開を予定

  3. サークルK・サンクスに設置のバンクタイムATM(約1,500台) - 4月18日から開始

「銀行ATM」への機能追加と提携拡大

  1. りそな銀行、埼玉りそな銀行のATMへの機能追加 - これまでの出金取引機能に加え、契約者貸付返済機能を追加、4月22日から開始

  2. みずほ銀行との提携によるATM拡大 - 2012年1月(予定)

  3. 近畿大阪銀行との提携によるATM拡大 - 2012年1月(予定)

第一生命によると、これまでも利用可能であったセブン-イレブンなどに設置のセブン銀行のATMとあわせ、全国でATMが設置されているコンビニエンスストアの約9割で、ATM利用が可能となるという(第一生命調べ)。

利用可能な取引は、出金(契約者貸付、配当積立金・すえ置金の引出し)、および入金(契約者貸付金の返済)となっている。