シティバンク銀行は11日、東京モノレール浜松町駅に最先端技術を導入した新型出張所を開設した。同日、行われた開設式ではシティバンク銀行 代表取締役社長兼CEOのダレン・バックリー氏、同取締役執行役員個人金融部門長のデニス・ハッセー氏、同浜松町出張所長の坂口英機氏、東京モノレール 代表取締役社長の中村弘之氏4人がテープカットした。
11日には開設式が行われ、テープカットが行われた。写真左から同取締役執行役員個人金融部門長のデニス・ハッセー氏、代表取締役社長兼CEOのダレン・バックリー氏、東京モノレール 代表取締役社長の中村弘之氏、同浜松町出張所長の坂口英機氏 |
東京国際空港(羽田空港)の玄関口でもある浜松町駅に開設された同出張所は、空港利用客や交通機関の乗換え客が立ち寄りやすいように設計されており、最短20分でキャッシュカードを発行するサービスや、4時45分から24時まで利用できるATMサービスなど国内・国外旅行者にとって役立つサービスを備えた。
キャッシュカードは、免許証やパスポートなど身分証明書を2つ持参し、住所や名前など必要事項をタッチパネルで入力することで即日発行される(郵送も選べる)。日本国内はもちろんのこと、世界170以上の国・地域に設置された約100万台のCD/ATMから、現地通貨で預金を引き出せる。また、同支店は印刷物を置かないエコ支店を目指しており、シティバンク銀行のパンフレットをはじめ、商品・サービス情報もタッチパネルで閲覧できる。
開設式の挨拶で、ダレン・バックリー氏は、11日で東日本大震災発生からちょうど1カ月が経過したことに触れ、黙祷を捧げた後、「シティバンク銀行の新型支店プロジェクトを開始して約1年を経た今日、浜松町出張所を開設できたことをたいへんうれしく思います。新型支店は、今後も日本の顧客からご好評をいただけると確信しています。顧客が必要とする場所・場面でサービスを提供するという理念に沿い、浜松町出張所はシティバンク銀行の顧客の多忙なライフスタイルに合わせて、銀行サービスに対する常に変わり続けるニーズに応えて参ります」と話した。