大同火災海上保険は11日、同社が展開中の地球環境保全を目的としたプロジェクト「島エコプロジェクト~LOVE OKINAWA ECO PROJECT」の寄付先を一時的に変更し、東日本大震災の被災者支援を実施すると発表した。
「島エコプロジェクト~LOVE OKINAWA ECO PROJECT」は、「保険商品を通して顧客と一体となって地球環境について考え、人と自然を守る」というコンセプトの環境保全プロジェクト。現在、第1弾としてWeb約款を新たに導入し、ペーパーレス化を促進して森林を保全する取り組みや、Web約款の選択件数に応じて、沖縄県のサンゴ礁再生・保全活動団体に寄付する取り組みを展開している。
同社はこの度発生した震災を受け、Web約款選択時における寄付先を一時的に変更し、寄せられた金額を震災被災者への義援金として、日本赤十字を通じて寄付すると発表。義援金寄付の対象となる契約は、Web約款を利用して5月1日~9月30日に申込みを行った自動車保険となる。なお、4月30日までの申込分(5月始期契約等を含む)については、当初の予定通りサンゴ礁再生・保全活動団体に寄付するという。同社は、震災被災者の支援を顧客と一体となって行うことは、今回のプロジェクトのコンセプトにも合致すると考えている、とコメントしている。