ダイソンが提携する教育慈善団体、ジェームズ ダイソン財団はこのほど、国際デザインアワード「2011年ジェームズ ダイソン アワード(JDA)」の作品募集を開始した。応募期間は2011年8月2日まで。

「ジェームズ ダイソン アワード」ホームページの日本語版には、「問題解決力に優れた方 大募集」との呼びかけが

同アワードは日本も含む世界18カ国で同時開催されており、参加国の大学とそれに準じる教育機関で、工業デザインやプロダクトデザイン、エンジニアリングを専攻する学生および卒業生(卒業後4年以内の社会人)が対象。「日常の問題を解決するアイデア」をテーマに、独自に開発した作品、大学などで制作した作品の応募を呼びかけている。

応募にあたっては、JDAホームページへのユーザー登録が必要。作品概要、開発動機、開発過程の説明、作品画像、スケッチ・設計図といった必要提出書類を所定のフォーマットに入力することで応募できる。

作品選考については、国内審査(第1次審査)、第2次審査、第3次審査を経て、ジェームズ・ダイソン氏による最終審査が行われる。

国内最優秀賞の発表は9月6日で、受賞者には賞金1,000ポンド(約13万円。受賞時の為替相場に応じて換算)が贈られる。

国際最優秀賞は11月8日に発表され、受賞者に賞金1万ポンド(約130万円)、受賞者を輩出した大学などの教育機関にも寄付金1万ポンドを授与。国際準優秀賞に選ばれた2作品にも、賞金2,000ポンド(約26万円)が贈られる。