AOKIは9日、春夏のビジネスシーンを快適に過ごせる"COOL BIZアイテム"を発表した。スーツからワイシャツ、シューズ、肌着まで約170万点を展開する。
今夏は東日本大震災の影響で、電力の供給力不足が懸念されており、これまで以上に「クールビズ」に注目が集まっている。こうした中、同社は2005年より開始した"COOL BIZアイテム"を拡充。涼しさや快適性を追求し、多様なビジネススタイルに合わせた商品を展開していく。
新商品となる「プレミアムエアクールスーツ」では、信州大学繊維学部との産学協同研究で開発した熱ブロック加工機能を搭載。赤外線や紫外線を反射する特殊な溶剤を使用し、生地の段階で加工することにより、最高で約10度の温度上昇を抑えられるという。上着の表地と袖裏、パンツのウエストにはストレッチ素材を使用。動きやすい上に、軽くて涼しい着用感も実現した。
同スーツは5月中旬の発売を予定しており、メンズの価格帯は4万9,800~5万9,000円。レディスセットアップは2万9,800円。
衣服内の温度の上昇を抑える「AOKI空冷シャツ」からは、人間工学に基づいた立体パターン(型紙)を採用した「3Dスリムクール」シリーズが新たに登場。涼しさに動きやすさも加わった。4月下旬発売で、価格帯は3,990~4,990円。
他にも、軽量感を追求した「サマーライトジャケット」や、自宅の洗濯機で丸洗いできる「プレミアムウォッシュ」シリーズなどを順次発売する。
靴や肌着も充実しており、空気循環機能で靴内の蒸れを抑える「BIZ-TECH(ビズテック)シューズ AIR」「BIZ-TECHシューズ PERFECT FIT」が、それぞれ1万4,000円で4月下旬に発売される。消臭機能と吸汗速乾性に優れた肌着「デオドラントドライ」シリーズでは、今春夏からメンズに加えてレディスも新登場。同シリーズは5月中旬より販売を開始する。