ヤマハは、Steinberg製DAWソフトのエントリーモデル「Cubase Elements 6」を発売する。発売日は6月1日。価格はオープンで、販売想定価格は2万円前後(アカデミック版は1万5,000円前後)。
本ソフトは、スタインバーグのパーソナル音楽制作環境に特化したDAWソフトの最新版。上位グレード「Cubase 6」と同様、32bit浮動小数点演算によるオーディオエンジンを搭載する。最大で24bit/96kHzフォーマット、48のオーディオトラック、64のMIDIトラックを扱うことができ、24トラックのオーディオ同時録音にも対応する。また、同社とSteinbergが共同開発したマルチティンバー音源「HALion Sonic SE」、アナログモデリングシンセサイザー「Prologue」、ドラム音源「Groove Agent ONE」の3種類のVSTインストゥルメントを装備。そのほか、ボーカルのピッチコントロールや新たなメロディラインを作成可能な「Pitch Correct」やディザープラグイン「UV22HR」などの30種類以上のエフェクトプラグインを標準搭載している。対応OSはMac OS X 10.6(32bit/64bitネイティブ対応)、Windows 7(32bit/64bitネイティブ対応) 。