仙台市交通局はこのほど、市営地下鉄南北線の泉中央駅 - 富沢駅間の全線運転再開が29日になると発表した。泉中央駅 - 台原駅間と黒松駅 -台原駅間の代行バスは28日の最終便で運行を終了するとのこと。

仙台市営地下鉄南北線

仙台市営地下鉄南北線は、泉中央駅 - 黒松駅間で高架橋が損傷し、八乙女駅上屋の鉄骨にアンカーボルトの破断が見つかった等で、泉中央駅 - 台原駅間を運休し、代行バスを運行していたという。また、復旧作業に取り組むと同時に、早期復旧のための工事方法の検討を続けていたとのこと。

工事方法の見直しについては、国土交通省東北運輸局の指導とJR東日本東北工事事務所の全面的な協力を得た結果、工事箇所の一部について工事方法を変更して全体の工程を短縮可能となったため、全線運転の再開時期が早まったという。

なお、富沢車両基地内にある仙台市電保存館は当分の間休館とのこと。