NTTPCコミュニケーションズとインターコミュニケーションズは、東北地方太平洋沖地震および長野北部地震の避難場所/施設に対して、Wi-Fiルータによるモバイルインターネット環境とソーラー式充電器を100セット、無償で提供すると発表した。提供期間は2011年4月中旬から2011年10月末日の予定。

適用の対象は、被災者支援を行なう地方自治体、NPO団体、地域住民が設置している避難所・施設。

申込先は、NTTPCコミュニケーションズ 総合受付窓口、電話番号は0120-725-571、受付時間は9:00~18:00(土日祝日/年末年始を除く)。受付期間は2011年4月4日~2011年4月28日。予定数に達した場合は受付期間中でも申し込みを終了するが、状況により受付期間の延長も検討するとしている。

「MiFi2372」

提供されるWi-FiルータはNovatel Wireless製の「MiFi2372」で、接続回線はNTTドコモのFOMAネットワーク、接続サービスはプロバイダ「InfoSphere」のモバイル接続サービス。接続料/通信料はNTTPCコミュニケーションズが負担する。

「MiFi2372」にはリチウムイオンバッテリと充電器が付属し、連続通信時間は4時間。Wi-Fi機器を最大5台まで接続でき、IEEE802.11b/g準拠、通信範囲は半径9m。本体サイズはW98×D62×H15.3mm、重量は81g。

ソーラー式充電器式はCorriga製の「Dr.Solar」。2,000mAhのリチウムイオンバッテリを内蔵し、本体のソーラーパネル充電(約16~18時間)か、USB充電(約5.5~6時間)が可能。各種モバイル端末に対応した7種類のアダプタが付属する(FOMA/Softbank、au WIN各携帯、miniUSB、microUSB、iPhone/iPad/iPod touch、PSP、ニンテンドーDSシリーズ)。本体サイズはW65×D120×H15mm、重量は130g。

「Dr.Solar」