パナソニックは4日、BD RE-XLメディア「LM-BE100J」を発表した。LM-BE100Jは、BDXL規格の書換可能なディスク。発売は4月15日で、価格はオープン。市場価格は1万円前後と予想される。

BDXLは2010年6月にBDAで策定されたBDの上位互換の規格。3層のR/REタイプ(100GB)、4層のRタイプ(128GB)が規定されている。今回パナソニックが発表したのは、世界初となるREタイプのBDXLメディア。100GBの容量に繰り返して記録を行うことが可能だ。地上デジタル放送をDRモード(17Mbps)で記録した場合、約12時間分、BSデジタル放送をDRモード(24Mbps)で記録した場合、約8時間40分、録画できる。

100GBの容量で繰り返し録画が可能な「LM-BE100J」。価格を考えると、HDDとどちらにするか迷うところ

なお、LM-BE100Jを利用するには、レコーダーがBDXLに対応している必要がある。また、同社のwebサイトでは、ソニー製/シャープ製のBDレコーダーについては、4月4日現在では対応していないと書かれているが、これは、同社で検証を行っていないため、動作確認がとれていないということのようだ。