日本ヒューレット・パッカードは、同社のエンターテイメントノートPC「HP Pavilion dv Entertainment PCシリーズ」に、グラフィックス機能・サウンド機能を強化した新製品として、17.3インチワイド液晶搭載の「dv7-6000」と15.6インチワイド液晶を搭載した「dv6-6000」の2機種を発表した。両モデルとも、同社の直販WebサイトHP DirectPlusにおいて4月中旬より販売を開始する。

HP Pavilion dv7-6000

HP Pavilion dv7-6000

「HP Pavilion dv7-6000」は、Beats Audio対応クアッドスピーカー+サブウーファー、2ヘッドホン端子などの充実したエンターテイメント機能に対応した17.3インチワイド液晶搭載ノートPC。書き込み対応のBlu-ray Discドライブも選択できる。筐体はヘアライン加工アルミニウムの質感と曲線を活かした新デザインで、トップカバーには電源を入れると上品な輝きを放つイルミネーションロゴを採用した。最小構成時の価格は59,850円で、BTOにより仕様は変更できる。

最小構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-2410M(2.3GHz)、チップセットがMobile Intel HM65 Express、グラフィックスがAMD Radeon HD 6490(1GB)、メモリがPC3-10600 2GB(2GB×1、最大8GB)、ストレージが320GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが17.3インチワイドウルトラクリアビュー・ディスプレイ(1,600×900ドット)、OSがWindows 7 Home Premium 64bit版。

インタフェースは、ギガビット対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、USB 3.0×2、USB 2.0×2、D-Sub、HDMI出力、ヘッドホン出力/ライン出力兼用×1、マイク入力×1、約92万画素Webカメラ、2 in 1メディアスロット、指紋認証機能など。サイズ・重量は、W416×D275×H31.5~40.5mm、約3.07kg。バッテリタイプはリチウムイオンで、駆動時間は約5.25時間。

BTOのオプション変更では、CPUとしてCore i7-2630QM(2.0GHz)/2720QM(2.2GHz)/2,820QM(2.3GHz)が選択でき、その場合はグラフィックスもRadeon HD 6770となる。メモリの増量も可能。ストレージは、最大2TBを選択でき、160GB SSD+500GB SATA HDDの構成も用意されている。

HP Pavilion dv6-6000

HP Pavilion dv6-6000(プレミアムライン)

HP Pavilion dv6-6000(スタンダードライン)

「HP Pavilion dv6-6000」には、高スペックなプレミアムラインと求めやすい価格のスタンダードラインを用意。プレミアムラインはCPUにCore i7を搭載し、「dv7-6000」と同様のヘアライン加工アルミニウム筐体を採用。スタンダードラインではCPUがCore i5/i3で、HP Imprintテクノロジーによる加工を施した筐体となっている。スタンダードライン最小構成時の価格は49,980円。BTOにより仕様変更が可能だ。

その場合の仕様は、CPUがIntel Core i3-2310M(2.1GHz)、チップセットがMobile Intel HM65 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 3000(CPU内蔵)、メモリがPC3-10600 2GB(2GB×1、最大8GB)、ストレージが250GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが15.6インチワイドウルトラクリアビュー・ディスプレイ(1,366×768ドット)、OSがWindows 7 Home Premium 64bit版。

インタフェースは、ギガビット対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、USB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI出力、ヘッドホン出力/ライン出力兼用×1、マイク入力×1、約92万画素Webカメラ、2 in 1メディアスロットなど。サイズ・重量は、W378×D250×H32~39.5mm、約2.51kg。バッテリタイプはリチウムイオンで、駆動時間は約6時間。

「dv7-6000」と「dv6-6000」のプレミアムラインの筐体は、ヘアライン加工が施されたアルミニウム製の筐体を採用。「ダークアンバー」というデザイン名が与えられている

「dv6-6000」のスタンダードラインは、HP Imprintテクノロジーで表面を装飾している。こちらのデザイン名は「エスプレッソブラック」となる