スクウェア・エニックス「ヤングガンガン」にて連載中で、現在コミックスが11巻まで発売されている中村光氏の人気コミック『荒川アンダーザブリッジ』。2010年にテレビ東京系でTVアニメ化された本作が、2011年夏にMBS・TBS深夜でTVドラマ化、そして2012年春に映画化されることが決定した。
以下、TVドラマ化&映画化についての原作者・中村光氏と監督・飯塚健氏のコメントを紹介しよう。
◆原作者・中村光氏のコメント
TVアニメにつづき、テレビドラマ化と映画化が決定しました。アニメだけでも満足でしたのに、ドラマと映画にもして頂けるなんて、感謝の気持ちでいっぱいです。脚本を拝見させて頂きましたが、原作を尊重して頂きながらも遊び心あふれる仕掛けがいっぱいで、とても楽しいです。演じてくださるキャストさんもイメージぴったりで、それにとても豪華です。こんな機会に巡り合えたのも、応援してくださる皆様のおかげです。ありがとうございます。
◆監督・飯塚健氏のコメント
●『荒川アンダーザブリッジ』映像化にあたって
もう3年ほど前になるでしょうか。ですが、初めてお話を頂いた時の、あのわくわく感はまるで一昨日のように覚えています。ですがその直後、どんな映画脚本にしたらいいだろう、と生まれたての羊のように震えた、あのぶるぶる感もまるで昨日のように覚えています。その後、中村さんの寛大なマゴコロのもとで、村長と並ぶくらいの自由さで、話を書かせて頂きました。本当に、感謝の限りです。きっと明日は元気になる、とそんな作品にしたいと思っています。
●現場の雰囲気について
下は10代と言わず8歳から上は50代まで、スタッフ&キャスト総勢100人を超える面々で一丸となってわいわいやっております。が、決して『アットホーム』というぬるーい感じではなく、『適切な距離感』ならぬ、『適切な緊張感』を持って向かうべきゴールへひた走っている、とまあそんな感じでしょうか。未曾有のできごともありましたが、我々にやれることは一つしかない、とそんな想いで完走したいと思います。ご期待頂ければ、これ以上嬉しいことはございません。
TVドラマ『荒川アンダーザブリッジ』は2011年夏、MBS・TBS深夜枠にて放送、映画は2012年春、劇場公開予定。すでに公式サイトもオープンしているが、注目のキャスト陣などは今後の続報を待ちたい。
『荒川アンダーザブリッジ』とは?
とっても不思議な人々が住む場所、荒川河川敷。そこで一つの恋物語が始まります。人に借りを作れない青年と自称金星人のホームレス少女。そしてそれを見守る本当におかしな住人たち。彼らの愉快で笑える日常を描いた、一味違う電波系ラブコメディー!!
「ヤングガンガン」(スクウェア・エニックス刊)にて連載中で、現在コミックスが第11巻まで発売されている。
(C)Hikaru Nakamura/SQUARE ENIX
(C)中村光/スクウェアエニックス・AUTBパートナーズ |