融資の返済条件の変更要請に応じる努力義務を金融機関に課す「中小企業金融円滑化法(モラトリアム法)」を1年延長させる「中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案」が3月31日、参議院本会議で可決、成立した。
「中小企業金融円滑化法(モラトリアム法)」は、前金融・郵政改革担当大臣で国民新党代表の亀井静香氏が制定に尽力し、同氏が金融・郵政改革大臣当時の2009年12月4日に施行された。融資の返済条件の変更要請に応じる努力義務を金融機関に課すことを内容としている。