フレンチ・キス、着うた収益の一部を東日本大震災の義援金として寄付

アイドルグループAKB48から誕生した3人組のユニット、フレンチ・キスがサードシングル『カッコ悪い I love you!』を5月11日に発売。メンバーの希望により、カップリング曲『君なら大丈夫』の着うた配信収益の一部を東日本大震災の義援金として寄付されることが1日、明らかになった。

フレンチ・キスのメンバー、柏木由紀、高城亜樹、倉持明日香の3人が、11日に起きた地震後「アイドルとして自分達に何ができるのか?」を模索し、カップリング曲『君なら大丈夫』に「笑顔」や「勇気」といった前向きのメッセージを込めたという。

「被災された方はもちろん、辛い思いをされている方みなさんに「大丈夫だよ」っていう気持ちを伝えたいです。この曲を聴いて少しでも前向きな気持ちになれる様にパワーを送りたいなって思います」(柏木)、「離れていても、たくさんの方に歌で勇気を与えられたらいいなと思います! 曲調も優しいメロディーなので一人でも多くの方に聴いていただいて、元気を充電してもらえたらうれしいです」(高城)、「一人じゃなく、みんなで支えあってこれから続く未来を歩いていこうというメッセージを届けたいです」(倉持)とそれぞれがメッセージを寄せた。

また、震災を経験して感じたこと・したいことについても柏木は「最初はただただ心配する事しかできず、もどかしさや自分の無力感を感じました。ただ、ファンの皆様から貰ったブログへのコメントを見るうちに、自分に出来る事はなんだろうと少しずつ考え始めました」と話し、「今は歌や笑顔を届けるっていうアイドルとして当たり前の事をしっかりやっていきたいと思います」と意気込みを新たにしている。