大阪証券取引所は29日、京樽の株式(JASDAQスタンダード、8187)について、上場廃止を決定し、整理銘柄に指定することにしたと発表した。

整理銘柄指定期間は、3月29日~6月27日。上場廃止日は6月28日の予定となっている。

上場廃止理由は、京樽から完全子会社となることが承認された旨の報告を大阪証券取引所が受けたため、となっている。

大証によると、29日開催された京樽の株主総会において、株式交換により吉野家ホールディングス(東証第一部、コード9861)の完全子会社となることが承認された。なお、完全親会社となる吉野家ホールディングスは、大証の開設する市場への上場申請を行わない予定という。