シティバンク銀行は25日、最先端技術を導入した新宿東口支店を28日にオープンすると発表した。旧新宿東口支店の移転によるもので、シティバンク新宿ビルディングの1~4階を活用し、タッチパネルや音声・テレビ電話サービスを使って、最新のニュースや商品・サービス情報をニーズに合わせて引き出せる環境が整った。
新宿東口支店は、最先端技術を導入し、顧客ニーズに応じて、商品・サービス・情報などを提供する新型支店として位置づけられている。シティバンクでは同型の支店を2010年4月に日本橋及び東京駅前、同年11月に名古屋に開設。新宿東口支店で4店舗目となる。同行では今後、新型支店を35店舗まで増やすことを目標にしている。
支店内には、双方向タッチパネル画面で金融情報や国内外のニュースなど様々な情報を閲覧できる「シティ インタラクティブ メディアウォール」や、よりシンプルに商品やサービス情報、シティバンクのアナリストによるレポートなどを入手できる「シティ サービスブラウザ」といった、タッチパネルを用いて顧客自身が情報をいつでも気軽に入手できるサービスを多数用意。
「シティ ワークベンチ」では、タッチパネルを使って顧客自身が普通預金口座の開設や口座内容、取引履歴の照会・確認、通常の銀行取引などを行える。不明点があれば、支店スタッフやテレビ電話を介して銀行スタッフによるサポートを受けることも可能。「シティ ワークベンチ」の機能を完全個室で利用できる「シティ コンサルティングルーム」も備える。情報サービスとATM取引の二つの機能を備える「シティ 360ステーション」では、タッチパネルでシティバンク銀行の商品やサービス情報が提供されるほか、テレビ電話を通じて専門家からの金融コンサルティングも受けられる。